「HGUC ネオジオング」もひと段落して、やっと通常運転に戻りつつありますが、今回はいつもとちょっと違ったキットのサンプルを作ってみました!
ホントはもっと早く公開したかったんですが、得意じゃないので踏ん切りがつかなかったり、他のレビューを優先したりして遅くなっちゃいました。
2014年6月の新製品だったのに・・・「プラッツさん」ごめんなさい。涙
んでもって、キットはこれ。
■ 1/35 アメリカ/西ドイツ MBT-70(Kpz.70)試作戦車 プラッツ/サイバーホビー
ウチの店にはほとんど戦車キットがない(ほぼキャラクター物なのです・・・)ので、1/35スケールの戦車のサンプルレビューをやるとは思ってなかったんですが、メーカーさんから無償で貰っちゃったし、意外に高価(定価 7,992円) な戦車キットの素組み状態を見せたり出来るのも「模型屋の特権」だと思うので、ちょっと勿体ないけど、パチ組みで作ってみました!笑
・・・とはいうものの、あんまし戦車って得意じゃないので、ビミョーなレビューになってるとは思いますが、生暖かく見守ってくださいね。笑
パーツはこんな感じ。
このキット、「スマートキット(Smart Kit)」という種類に分類(箱にも書いてます)されてて「初心者向け」という事になってます。
なので、サイバーホビーのキットではもう定番!とも言える「エッチングパーツ」や「分割履帯(キャタピラ)」とかは採用されてませんし、パーツ数もちょっと抑え気味になってます。
でも、決して手を抜いた出来じゃないので、あんまし舐めてかかると火傷する感じ。笑
「これがストレートに作れるようになったら、エッチングやもっと細かい組み立てに挑戦しても大丈夫だと思うよ!」
みたいな感じの「初心者向けキット」って感じでしょうか。笑
説明書の他にも、ドイツの博物館に展示されてる実写の写真がちょっと付いてます。
最初は、
「へぇ~、凝ってるな~。」
なんて思ってたんですが、後からこの写真集が必要になるとは思ってもみませんでした。笑
では、さっそく組み立て!
まずは転輪部分から。
戦車キットの定番ですね。笑
ちょっと昔とはいえ、大戦後の現用戦車なので、転輪は少なめですね~。
ちなみに、組み合わせ部分にはちゃんとタボがあって、向きを間違え難いように配慮されてます。
出来上がった転輪や、軸受みたいなサスペンションパーツなどを車体に接着していきます。
サスペンションパーツがちょっと細くて小さいので、切り出しには是非ともよく切れるニッパーを使いましょう。
あ、でも、切り出しや接着に失敗してちょっとくらいパーツが折れちゃっても、最終的には転輪やキャタピラに隠れて見えにくくなるので、気にせずいきましょう!
「パーツを折っても、心を折るな!」
って感じ。笑
だいたいこんな感じ。
これを繰り返していくと、
車体の転輪受け部分が完成。
転輪を装着すると、駆動部分が完成。
転輪は小さなサスアームで支持されてるとこもちゃんと再現されてます。
ちなみに、サスアームと受け部分にもちゃんとタボが切られてるので、タボを合せて接着するだけでちゃんとまっすぐ固定できるようになってます。
ちなみにこのサスアーム、タボを削って説明書にあるような形で接着すると「傾斜路で車体を起こして水平に保つ」状態を再現可能!笑
これ、再現しようかと思ったんですが、作業量が多くなりそうなので今回はパスさせていただきました。笑
でも、この状態の展示ってあんまし見たことないので、興味のある方はやってみてくださいね。
車体後部のグリル部分を組み立てていきます。
この辺は説明書通りに接着していけばサクサク組み上がります。
引き続き車体上面部分にパーツを接着していきます。
説明書の指示が分かりにくい部分もありますが、そんな時は、
・わかるところから組んでいく。
・箱絵を参考にする。
・接着前にパーツを接着部分にあててみて、合ってるかどうか確認する。
って感じでいけば大丈夫だと思います。
余談ですが、他社のキットとかで上記を試しても、実写の資料も無くて全然アカン時があったりするんですが、そういうのは上級者やプロの方でも悩むそうです。笑
そういうの聞くと、なんだか遠い存在に思える上級者やプロモデラーさんに対して
「おお!心の友よ!!」
って言いたくなりますね。笑
車体前面のライト部分はクリアパーツで再現されてます。
クリアパーツの接着は意外とへんな力がパーツにかかるので、ライト基部のパーツの接着剤が乾燥してからおこなった方がいいです。
では、いよいよ車体上面パーツを最初に作った車体下部(転輪とかくっつけたトコね)に接着するんですが、なぜかこの車体上面パーツのゲートが「アンダーゲート方式」になってます。笑
なので、普通に切り離しただけだとゲートが残っちゃいますから気をつけましょう。笑
接着面のゲートを処理したら車体を接着。
パーツの合いはとってもいいんですが、接着を確実にするためにマスキングテープなどでしばらく固定。
後ろから見るとこんな感じ。
接着剤が乾いたらテープを外します。
うむ、ちゃんとひっついたみたい。 ← 当たり前です。
さっき取り付けなかった車体前面ライトのクリアパーツも接着しときます。
こういうパーツは「流し込み接着剤」があった方が便利かもしれませんね~。
さて、今回はここまで。
またのご来店をお待ちしております。
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