前回で車体の組み立てがほとんど終わったので、今回は履帯(キャタピラ)を取り付けていきます。
このキットの履帯は、軟質樹脂で出来た、いわゆる「ゴム履帯(別にゴムで出来てるワケじゃないんですけどね。笑)」です。
左右それぞれ2本構成になってます。
「ゴム履帯」といえども、キットの履帯はいい感じに柔らかいし、モールドも綺麗に抜けてますので、安心してくださいね。
ちなみに、昔のキットの「ゴム履帯」は、ペラペラだったり、変に固かったり、モールドが怪しかったり、最悪の場合は、縮んで長さが足りなくなってることがあったり・・・ま、いろいろです。笑
私的には、まず2本を瞬間接着剤で接着して1本に繋げてから、車体に取り付けていきます。
まず、車体から砲塔部を外して、履帯を転輪の上側に通して、
下側に接合部が来るようにして、接着すれば出来上がり。
この履帯、長くも短くも無くて、とっても装着しやすい印象でした。
同様に反対側も履帯を取り付けると、車体が完成!
ね?「ゴム履帯」でもいい感じでしょ?笑
砲塔部を戻したら、「1/35 アメリカ/西ドイツ MBT-70(Kpz.70)試作戦車」が完成!
後ろから見るとこんな感じ。
あ、トラベリングロック取り付けるの忘れてた。笑
「トラベリングロック」は、輸送時や非戦闘時の移動の際に砲身がブラブラしないように固定する金具です。
説明書には、砲身を固定する形の取付け方法が指示されてますが、こういう風に固定しない状態(戦闘時など)でも取り付けることも出来ます。
なので、今回は非固定(戦闘時など)で取り付け。
だって、砲塔動かないのつまんないし。笑
これでホントに完成!笑
こういうアングルもええな~。笑
ということで、「1/35 アメリカ/西ドイツ MBT-70(Kpz.70)試作戦車」のサンプルレビューはこれで終了。
キットは「スマートキット」の名に恥じない、初心者向けの組み立て易いキットです。
ま、初心者向けとはいっても決してパッパッと組める感じじゃないんですけどね。笑
「目をつぶっても作れるほど簡単だから、初心者向け」
というよりは、
「これが簡単に作れるようになったら、もう初心者じゃないよ。」
って教えてくれる感じのキットなんじゃないかな~・・・と思います。
私的には、最近の戦車キットにつきものの「エッチングパーツ」や「連結履帯」が入ってない分、そういったパーツの処理や作業の技術を習得する必要もなく、プラキット製作に集中出来る感じが好きですね。笑
さて、こちらのキットは、店頭にて展示してありますが、ご希望なら手に取って触っていただくことが可能です!
よく、
「壊しちゃうのが怖いので・・・。」
と言って下さる方も多いんですが、サンプルだし、壊しちゃってもOK!笑
私的には、そういう事も想定しての「サンプルキット」だと思うのです。← 自分でもよく壊すので。笑
なので、お気軽に声を掛けてくださいね。
またのご来店をお待ちしております。
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