プラモデル

製作キットいろいろ

NONスケール デスラー戦闘空母 ~宇宙戦艦ヤマト~ を作ってみました。

「宇宙戦艦ヤマトⅢ」が再放送中でテンション上がりまくりですが、過去の店長日記には載せてた「デスラー戦闘空母」が再録漏れになってることに気づいたので、載せておきます。 バンダイ デスラー戦闘空母 バンダイ デスラー戦闘空母 バンダイ デスラー戦闘空母 さて、このキット、ある人が船体まで組んで放置してたものを 「ちょ~だい!ちょ~だい!」 とお願いして奪取。 今から考えると、コレが苦労のはじまりなのでした・・・。 ちなみに、定価1000円とは思えないほどの大きさ。 しかも「飛行甲板」と「戦闘甲板」が設定どおりに展開可能、という豪華キットです。 【改造箇所】 やっぱり古いキットということで、直すトコ多数。
  • 「戦闘甲板」の砲門は全てピンバイスで開口。あと一部の砲塔は「WAVE Oボルト」で砲身みたいなのを追加。
  • 船体にプラ板、プラ棒で適当にディティール追加。
  • 艦橋周辺の砲塔は砲身を後から接着するためにプラ板で裏打ちして整形。砲身は1本1本切り離した後、砲塔に接着。
  • 付属の戦闘機はモールドや機体を整えた後、「コトブキヤ M.S.G」でディティール追加。翼は薄くしたけど、垂直尾翼は忘れてた。
  • 一応「爆撃機」なので、「エバーグリーン」のプラ棒でなんちゃってミサイルを製作。
と、ここまでは順調。 船体は途中まで接着されて、ポリパテまで盛ってあるので 「こりゃラクチン」 とか思ってたら、大変な事が判明。 なんと上部甲板枠が船体より小さい! 何故か甲板が枠にはまらない! 上部甲板枠の方は、本来なら上部甲板枠とすりあわせて船体を接着するところをどうやらそのまんま接着したらしい・・・。 でも、古いキット(私が子供の頃作った時は、すんなり入ったような気がする)なので、甲板がはまらないのは組み立て方が悪いのか、金型のせいないのか、よくわかんない・・・。 しかも、ポリパテが作業中にパリパリ剥がれる。 どうやら硬化剤の過剰混合と経年変化が原因みたい。 せっかくここまで来たのに、ここで諦めるわけにはいかない! ということで、以下の工作を実行。
  • 上部甲板枠は真ん中で切断して船体に合うように接着。足りない部分はプラ板とパテで作成。
  • 甲板は回転を捨てて「戦闘甲板」で固定する事に決定。枠に「受け」をつけてそのまま接着。
  • デスラー砲は適当な台を追加して固定された「戦闘甲板」に接着。
  • ポリパテは全部剥がして、再度盛り盛り。
これでなんとか形になった。 やっぱり途中から作業を引き継ぐのは大変だねぇ・・・。 【塗装】 ビミョーな感じの赤をブラシでベタ塗り。 実はこの色、何かのために混色した塗料がやたらと残ってたのを使用。 そのため、今となっては同じ色がもう作れない・・・のにもかかわらずこういう時に限って、 「この赤、どうやって作ったんですか?」 とか 「混合比を教えてください!」 とか言われる・・・。 スミ入れはタミヤ「エナメルカラー」の黒で普通に。 最後は「スーパークリヤーつや消し」でオーバーコート。 戦闘機は機体色をブラシでベタ塗り。 コックピットと機首の赤だけ、タミヤ「アクリルカラー」で筆塗り。 【展示台】 台は「ダイソー」で売ってた木の板に、GSIクレオス「スーパークリヤーⅡ」を吹きつけただけ。 船体を支える棒は3mm真鍮線、戦闘機はステンレス線で支えてあります。 ・・・遠くからみるとカッコイイので大満足。笑 バンダイ デスラー戦闘空母 バンダイ デスラー戦闘空母 バンダイ デスラー戦闘空母 実はコレ、未だに未完成。 ホントは台に自作デカールで「デスラー戦闘空母」っていう題字を入れるつもりでそのまんま・・・。 なので、真鍮線にも色が塗ってないのでした。 現在、このキットは店頭ショーケースの一番上にのってます。 よかったら見てやってくださいね。 またのご来店をお待ちしております。
1/1200 マゼラン

1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン~その1

先日、問屋の片隅で「1/1200 マゼラン」を発見! 再販のたびに店頭に全部出しちゃって、結局自分の分を残せない日々が続いた「1/1200 マゼラン」を発見! 本来ならば、店頭在庫にまわすトコですが、欲望のままに仮組みしてみました。 で、こんな感じ。 1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン ・・・おお、箱の横の写真とおんなじ感じやな。 その他のアングルはこんな感じ。 1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン 1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン 1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン くるくる回してみる感じだと、総合的には良く出来てるように思いますが、やっぱり「ずんぐりむっくり感」はぬぐえないなぁ・・・。 アニメだとパースがついてて、見る角度でカタチが違うけど、このキットはパースがついたまんまをキット化した感じなのかも。 「船体伸ばして、ちょこちょこっとディティールアップすれば・・・」 という考えは甘いかも。笑 ということで、コレを改修するポイントとしては、 ・船体を分割して、あちこち伸ばす。 ・船体後部のエンジン部分があまりにも「・・・」なので、プロポーション変更。 ・主砲等があまりにも「・・・」なので、ディティールアップ。 ・船体下部の膨らみがあまりにも「・・・」なので、切り取って新規作成。 ・艦橋の背が高いように思うので、ちょっと低めに。 ・スタンドはもちろん新規作成。 くらいでしょうか? おとなしく「EXモデル サラミス&マゼラン」を作ればいいじゃん!って言われそうですが、前に作った「サラミス」と並べるには作るしかないのです。笑 あと、問題はこれをどうするかでしょう。 1/1200 地球連邦軍主力戦艦 マゼラン 「ボール」がブルドーザーみたいになってるし・・・。 前に作った「サラミス」は一年戦争時のものじゃないようにしちゃったので、「見なかったことにする」のもいいかも・・・なんて思ったり。笑 とりあえず、今回は仮組みのみ、ということで・・・。 次回はいつになるのかわかりませんが、完成をお楽しみに。笑 またのご来店をお待ちしております。
日記

幻の最終決戦用機体

先日、お客さんからスゲー作品が持ち込まれたんですが、どうあつかっていいのか考えてて(笑)載せるのが遅くなってしまいました。 正式名称は聞いてないんですkど、設定上は 「ソレスタルビーイングの最終決戦用機体」 だと思います。笑 これまた詳しい設定は聞いてないんですが、 「ガンダム4機が、強力な最後の敵を前に超無敵合体を果たした姿」 のようです。笑 そういえば、この機体、いつぞやのミニ四駆大会をやってる隅で一部のレーサーたちがわーわー言いながら組み立ててるのを見たような見なかったような・・・笑。 こんな感じ。 GNガンダム超無敵合体 GNガンダム超無敵合体 GNガンダム超無敵合体 ちなみにウチに来た時は、素立ちだったので、そこらへんにあった「MG リックドム」用のビームバズーカを無理やり持たせてみました。 あと、スタンドは最近出た「アクションベース ソレスタルビーイング仕様」です。 ・・・う~ん、でもなんかまだ弱い感じ。 もっとこの機体に適した武装はないのか?!と辺りを見回してみたところ、もうどういう入手経路かもわからなくなった「金メッキ 頑駄無大将軍」が!!笑 「大出力大口径のビームバズーカはその威力ゆえに発射可能回数が極端に少ないため、使用後は投棄して近接戦闘用兵装にて敵、または敵要塞に近接戦闘を仕掛ける。」 という脳内設定(発射回数なんか太陽炉ならどうにでもなりそうだけど。笑)も完成したので、こうなりました。 GNガンダム超無敵合体 GNガンダム超無敵合体 ・・・ものすごく頭悪そうだけど「ゴルドラン」とか「ゴウザウラー」みたいだからいいや。 この時居たお客さんには「店長、中二病?」っていわれたけど。笑 ちなみにコレは現在店頭で絶賛展示中。 よかったら見てやってくださいね。 皆様のご来店をお待ちしております。
製作キットいろいろ

バンダイ 機動戦士ガンダム 1/1200 ムサイ

以前の店長日記からの再録です。 ■バンダイ 1/1200「ムサイ(量産型)」 モビルスーツとかと違って、キャラクターものの艦船や航空機・AFVなんかはなかなかリニューアルキットが出ない(これはEXモデルが出る前ね。)ので、作ってみた。 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 1/1200 ムサイ 機動戦士ガンダム ジオン公国軍巡洋艦 作例 【改造箇所など】 基本的なプロポーションはいじってないけど、金型が古いせいか艦橋部分がビミョーに歪んでたりするのでその辺を修正。 艦橋はモールドを削り落として、窓枠をエバーグリーンのプラ棒で作成。 メガ粒子砲の砲身はプラ棒でそれらしく自作。 コムサイはバルカン砲みたいなモールドとかを追加。 エンジンは「コトブキヤ M.S.G」でエンジンノズルを追加。(実際の映像では見えないんだけど) あとは船体にプラ板やら「M.S.G」やらで適当にディティールを追加。 船体中央のジオンマークはマスターグレードに付いてるガンダムデカール、残りは自作。 【塗装】 あんまり明るいとかっこ悪いので、グリーンをブラシでベタ塗りした後、エナメル塗料の黒で軽くウォッシング。ちなみにふき取りなし。笑 艦橋の窓は、アクリルのシルバーを塗った上からエナメルのクリヤーオレンジを塗ってあります。 最近出た「EXモデル ムサイ」よりもこっちの方がデカイしカッコイイと思いますがそうでしょう?(いろいろいじんなくちゃいけないけど) 「EX~」の方は小さいし、ディティールうるさいし、価格高いし、なんか・・・ねぇ? 「EXモデル サラミス&マゼラン」もそんな感じで、いつも箱を手に取るんだけどもそのまま棚に戻す日々。
製作キットいろいろ

NONスケール 宇宙空母 ~宇宙戦艦ヤマト~ を改造してみました!

今月の「ホビージャパン」の特集が「宇宙戦艦ヤマト」だったので、昔に作ったキットを。 なんかこう「ヤマト」でもなし「主力戦艦」でもないトコがへそ曲がりな感じですが。笑 さてこのキット、 「"主力戦艦"に飛行甲板足しただけでしょ?」 とか思ってたら、バランスがかなり違う! 「主力戦艦」の方が大きいし、船体バランスもおかしくない。 こっちは、なんか寸詰まり感が否めない・・・。 ということで、私が作る宇宙戦艦関には珍しく大改修なのでした。 【船体】 私的には、この「寸詰まり感」が一番気になります。 まずは、  ・船体を第一砲塔辺りで前後に分割。  ・第一砲塔と艦首の中間部分くらいで前後に分割。  ・それぞれの分割部分をプラ板・プラ棒なんかで延長。   (長さは適当。カッコイイと思えればよし。)  ・後で後部船体とすり合わせるので、それらしく整形。 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 次に第二砲塔より後ろの部分。  ・飛行甲板に「コスモタイガーⅡ」が2機並んで発進できないので、プラ棒で幅増し。  ・幅増しするとキットの飛行甲板は使えないので、プラ板で新造。  ・後部エンジンパーツも船体に合わせて幅増し。  ・船体下部の構造物が気に入らなかったので「ヤマト風」な感じにプラ板で新造。   (写真にちゃんと写ってないけど、シルエットは違うはず。) 幅増しにプラ棒を使ったのは、船だけにあまりにも接着面が多くてメンドくさかったから。でも、楽なわりにはいい感じ。 前と後ろが完成したら、中心が狂わないように接着。 こういうときはパーティングラインって便利!って思う。 船体が一つになったら、接合面をエポパテで無理のないラインに整形。 プラ板で「フィン」なんかつけたりして目くらまし。笑 【艦橋】  ・細かいパーツ(機銃など)をエバーグリーンのプラ棒なんかで作り直し。  ・後部の艦載機格納庫みたいなのはプラ板とジャンクパーツで新造。   だって、キットのままだと艦載機が何処から出てくるのかわからないデザインだったし。 【砲塔】  ・形はそのまま。  ・砲身は一度切り離して、砲塔本体にガイドディティールを作成してそこに接着。  ・ちなみに固定してしまいました。 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 【コスモタイガーⅡ】 「空母」といえば「艦載機」ってことで、2機しか付いてませんが気合入れていきます。  ・あちこちをすこーし削ってシャープに。  ・プラ板とプラ棒を駆使して「着陸脚」「ミサイル」を追加。 こういうトコで練習しとくと、「1/700 ウォーターラインモデル」とか作った時に役に立つのだ。笑 【その他】  ・船体各部にはプラ板・プラ棒でちょっとだけディティール追加。  ・船体にスジ彫りをちょっと追加。  ・飛行甲板のデカールは自作デカール。 で、完成したらこんな感じ。 展示台は「ダイソー」で見つけた木の板と真鍮線で新造。 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 宇宙空母 宇宙戦艦ヤマト プラモデル バンダイ 昔の作品なので、写真がほとんど無くてこれだけなのが残念。 「コスモタイガー」のアップとかちゃんと置いておけばよかったなぁ・・・。 「ホビージャパン」の今回の特集は「”メカコレクション”の再販」とか「DVDの発売」とかに併せたものなんでしょうけど、これらのキットの店頭在庫ってどうなってるんでしょうね? ウチの店の在庫はかなりやられてますけど・・・。笑 「メカコレクション」って言えば、この日記でも止まりっぱなしの企画がありますねぇ・・・。笑 「宇宙戦艦」は「モビルスーツ」とかと比べると関節とか可動しないので地味ですが、「ザク」みたいに同型艦やバリエーションがいっぱいあったりするし、出来上がってみると思わぬ存在感を発揮したりするので作るのは楽しいですよ。 探してみると今でもいろんな「宇宙戦艦」のキットがあるので、よかったら一度挑戦してみてくださいね。 さて、次はどの艦(ふね)にしよっかなぁ。 「艦(ふね)」関係は、進行中の企画も昔の作品もまだまだあるしな。笑 またのご来店をお待ちしております。
1/2600 ガロワ・ザン

【アオシマ】伝説巨人イデオン 1/2600「ガロワ・ザン」

■アオシマ 伝説巨人イデオン 1/2600「ガロワ・ザン」 ガロワザン 伝説巨人イデオン アオシマ ガロワザン 伝説巨人イデオン アオシマ 同型、色違いで「ドロワ・ザン」もあるんですが、コレしか見つけられなかったのと、一隻作ったら力尽きたので「ガロワ・ザン」しか作ってないです・・・。 改造箇所は以下の通り。 ・船体のモールド追加と彫りなおし。 ・船体各所にイカサマディティール追加。 ・艦橋基部の整形。 モールドは、できる限りキットのものを生かして、足りないところを それらしく追加しています。いい加減に彫ってるもんだから、左右対称にするのが大変でした。笑 イカサマディティールは、コトブキヤの「M.S.G」シリーズとか、家に余ってた「出所不明のパーツ」をくっつけて終了。やりすぎるとうるさくなってしまうので、そこそこに。 塗装は箱絵を参考に、ブラシでべた塗り。 最後にブラシで「スーパークリヤーつや消し」をオーバーコート。 各部のマーキングは自作デカールでそれなりに。 展示用の台は、コーナンで買ったアクリル棒と木製プレートで作成。 価格の割りにデカイので、ちゃんと作ればそれなりに見えるのでいい感じ。 ホントは付属の「アディゴ」と「ズロウ・ジック」も!とか思ったんですが、 あまりの出来に作業中途でほったらかしに。 --------------------------------------------------------------- 「ガタマン・ザン」「グラム・ザン」「サディス・ザン」も控えているんですが、 未だ積まれています。笑 ウチの「艦船模型コンテスト」が近づくと作りたくなるんですが、 箱を開けるとため息がでるので、毎回見送りですね。 (「ガロワ・ザン」は作りやすいんですよ!) ちなみにこの「ガロワ・ザン」、お店のショーケースの上の方にまだ居ます。 皆様のご来店をお待ちしております。